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01サーファー

■主な用途

 通勤がメインですが、家族で出かけるときはもちろん、子供の送迎にも使っています。

■ハイエースへのこだわり

 自分の祖母が、この先もし車いすが必要な体になっても乗り降りできるように自分で車いす移動車を製作、構造変更の届けも行いました。ちなみに、車検を取るまでに3回ほど陸運局に通いました。
 クルマのフロアは、いとこが大工なのでコンパネ(建築用の厚めの合板)を床の形に合わせて成型してもらい、それを全面に敷いています。そのおかげで、車内の掃除がすごく楽になりました。天井に棚を取り付けましたが、小物入れとしてとても重宝しています。また、リヤシートにはスーパーGLの純正シートを装着、運転席には腰痛防止のためにレカロ(※1)のシートを取り付けました。
 外観ではサイドオーニング(※2)を装着、そして燃費向上を狙ってホイールを軽量のレイズ製アルミホイールに取り替えました。

■ハイエースにまつわるエピソード

 このクルマの前も100系のディーゼル4WDに乗っていましたが、義父が欲しいと言うので譲り、この200系に乗り替えました。購入する際に、自分はスーパーロングのディーゼルで4WD仕様が欲しかったのですが、今現在のラインアップにはその設定がありません。
 そこでインターネットで探していたところ、岡山のトヨタディーラーの中古車販売で程度のよいものが見つかり、購入することにました。そのクルマは1ナンバーでしたが、自分でコツコツと作業し、8ナンバーを取得。乗車定員も6人から8人+車いす2脚となり、大勢で出かけることができる仕様になりました。

■クルマとしての魅力、性能について

 スーパーロングのハイエースは思ったとおり室内は広々としていて、家族も満足しています。燃費は、スチールホイールのときにはリッター10kmでしたが、軽量なアルミホイールに履き替えてからはリッター11kmに向上。けっこう経済的だと思います。騒音に関しては100系のときはエンジン音で助手席の人と話しにくいときもありましたが、この200系は静かで格段の進歩が感じられます。

※1 ドイツが誇るシートメーカー。スポーツカーのシートから医療用まで機能にすぐれたシートは世界中で高い評価を受けている
※2 キャンピングカーやトレーラーのボディサイドに取り付けられた日よけ、雨よけのための装置。タープの役目を果たす


祖母がこの先、もし車イスが必要な体になっても乗り降りできるように、自分で車いす移動車を製作し、構造変更

外観ではサイドオーニング、そしてホイールは燃費向上をねらい軽量のレイズのアルミに交換
通勤がメインですが、家族で出かけるときはもちろん、子供の送り迎えに使っています

シートとスライドドアの隙間を埋めるクッション
後部にはハイマウントキャリヤを付け、パイプには家具に合わせてレザー仕上げとしました
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