■主な用途
家族のキャンプ旅、自宅のある静岡から実家の熊本までの帰省に、そのほか温泉や地場のグルメスポットへの旅行などです。
■ハイエースへのこだわり
キャンピングカーのベース車選びに関して、わが家の場合は高速道路の移動も多いため、買うなら巡航性能のよさそうなハイエースベースと決めていました。娘が3人いるので家族5人の寝るスペースも考慮して、リヤに常設ベッドのあるレグビィ(キャンピングカービルダー)の「セレンゲティ」にしました。
キャンピングカーは普通、メイン、リヤドア、給油口などのキーが別々で面倒なのですが、このクルマは集中ドアロック式なので大変便利です。また、普通の乗用車のように運転席から給油口を開けることができます。リヤトランクが広いのもこのクルマのいいところで、5人分のキャンプ用品がすっぽり収納できる大容量です。
ハイエースはさまざまなアフターパーツが販売されているので、パーツを選びも楽しいですね。とりあえずリヤホイールをキャンピングカー用に換装しました。また、運転席周りをウッドパネル仕様に、ハンドルもウッドタイプにし、シートカバーも取り付けて雰囲気を変えてみました。
■ハイエースにまつわるエピソード
購入する際には家族全員で販売店に出かけましたが、3タイプあったハイエースベースのキャンピングカーの中からみんなで選んだので、子供たちにもお気に入りのクルマとなりました。
子供たちと過ごす今を大切にしようと、このクルマで北海道や東北の旅へ出かけ、九州への帰省の途中であちらこちら寄り道し、観光地を巡り、おいしいものを食べ、温泉を楽しんできました。
北海道への旅で訪れた霧多布岬付近の外国のような風景、公園内をSLが走っている丸瀬布森林公園いこいの森オートキャンプ場はとくに忘れられない思い出です。
■クルマとしての魅力、性能について
クルマ選びのところでも触れましたが、この手のキャンピングカーのなかで、ハイエースをベースにしたこのクルマは巡航性能にすぐれていると思います。運転席部分以外のボディ後部はキャンピングカー用に架装してありますが、そのおかげで天井が高く、大人が車内で身をかがめることなく普通に歩けるため快適です。
子供たちにとってはフロントマスクが”トラック顔”でないところもお気に入りポイントのようです。
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