■主な用途
バイク、自転車などのトランポ(※)として、またハイキングなどのベースキャンプに使っています。
■ハイエースへのこだわり
昔、オフロードバイクレースのトランポとしてホンダのアクティを使っていましたが、手狭になったので100系のバンを買ったのがハイエースとのかかわりの始まりでした。当時、無理をして価格の高いスーパーGLというグレードを購入。ビルダーに改造を依頼するお金などなく、自分でいろいろ工夫しました。でも、そこは所詮素人。周囲の人からは「何屋さん?」と言われる始末……。それから18年。人が何と言おうとお気に入りだった100系もついにガタがきて、泣く泣く買い換えることになったのです。
そのころバイクレースはすでにやめていたのですが、バイクを積んでの旅に目覚めており、また自転車、登山と趣味も増えていました。購入したハイエースを、それらすべてに使える形にしたいと思いましたが、とても素人の私の手に負えるものではありません。
そこで近所にあったプロショップのオグショーに相談に行きました。すると、私のいろいろな無茶な条件を真剣に考えてくれるではないですか。気に入りました。しかし、高い……。悩みました。でも、考えを変えました。クルマと思うから高いのです。別荘と思えば安いものではないか?! しかもバイクのガレージ付き! それから話はトントン拍子。うまく形になりました。
しかし、しばらく使っていると思いと現実が違ってくるのもまた事実。購入5年目に理想に近づけるリフォームを行いました。そして今また、小改造をやっています。オグショーは私のワガママをとことん聞いて形にしてくれます。ハイエースともども長い付き合いになりそうです。
■ハイエースにまつわるエピソード
100系に18年、200系(今のクルマ)に6年、エピソードは山ほどあります。それらを全部書いたらキリがないので直近の話を。この夏、バイクを積んで北海道に行きました。もう何回目になることか……。このクルマでは2度目4年ぶりです。毎度ながら仕事の都合で1週間しか行けないのですが、前回会った人に偶然にも再会することができたのです。このクルマ(別荘)は素晴らしい出会いと感動を私に与えてくれます。
■クルマとしての魅力、性能について
ほかに自分の希望をかなえてくれるクルマはありません。
※トランスポーターの略。人や荷物などの運搬具を指すが、クルマの用語としては荷物の運搬に適した車両を指すことが多い
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