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01サーファー

■主な用途

 通勤、街乗り、趣味など、仕事以外のすべてに使用しています。

■ハイエースへのこだわり

 自分流の1台とするため、MRT(※1)のType1をベースに自作しました。こだわりは、購入時の状態にすぐ戻せて、荷室部はいつでもくつろげる部屋にすることでした。
 ベッドはアルミフレームで土台を作り、ベッドマットはウレタンにビニールレザー張り、車内でも荷物の出し入れができるよう8分割のマットで構成しました。リヤヒーター部分に棚を取り付け、電源スイッチ類、小物収納棚、TVとブルーレイディスクレコーダーを設置。地デジは自作アンテナで視聴できます。
 電装関係は、105Ahサブバッテリー×2個と走行充電システム、インバーター(※2)、ACとDCコンセント各3カ所を設置。荷室の天井にルームランプを増設、それらを車内4カ所から操作できるようにしています。またリヤアンダーミラー部にカメラ、ルームミラー部にモニターを設置して常時映し出すようにしているので後方確認も良好です。
 このクルマは “動く部屋”なので、愛着を込めて「トヨタホーム」と呼んでいます(笑)。

■ハイエースにまつわるエピソード

 混雑が予想される観光地やイベントなどに出かけるときは最高ですね。前夜に目的地から一番近くの駐車場に止めて車中泊すれば、混雑する前に遊べます。早めに帰路に着くことができるので、帰りの渋滞に巻き込まれることもありません。こういうときは本当に得した気分になります。
 趣味のスキーでは、以前は土曜日の早朝に出発していたので、1日目は寝不足でスキーどころではありませんでした。しかし、今では金曜日の夜に出発、スキー場のゲレンデに一番近い場所にクルマを止めて車中泊。FFヒーター(※3)の効いた暖かい車内でしっかり睡眠が取れるので、週末2日間思いっきり滑ることができます。スキーで撮ったビデオを車内で見て研究するのも楽しくてしかたありません。
 乗って、使って、カスタムして、三拍子そろった楽しい大人のおもちゃですね(笑)。ハイエース最高!

■クルマとしての魅力、性能について

 当初は、大きくてふだん乗るにはとても無理だと思い、興味すらなかったハイエース。しかし、クルマの買い替え検討中に一応見ておこうかと思う程度でカタログを入手したところ、4ナンバーのロングバン標準ボディの4WDで、回転半径が5.2m。ということは、カローラクラスの小型乗用車とあまり変わらないとわかったのが購入のきっかけでした。
 大きいと思いがちなハイエースですが、実際の運転感覚は小型乗用車並みです。街中の狭い路地や駐車場でも取り回しに困ることなく運転でききるのは驚きです。
 運転席の位置が高くて見晴らしがよく、運転して楽しい。さらに、さまざまな使い方のできる大容量の荷物スペースもある。こんな素晴らしいクルマはほかにはないと思います。

※1 マルチロールトランスポーターの略で、トヨタ・モデリスタから販売されているトヨタ純正のハイエース・トランスポーターモデル(バイクや自転車など趣味の荷物が積み込める仕様)。オプションパーツなどで、自分好みの車内に仕上げることができる。
※2 直流電力を家庭で使用するような交流電力に変換する装置
※3 燃焼時の吸気と排気が車外で行われ、車内の空気をクリーンに保ちながら暖めてくれるヒーター


トヨタホームさんのハイエースの外観

車両前方からみたリヤ荷室部分のベッド

リヤハッチからみた車内全体

荷室部分のベッドの土台となるアルミフレーム
モニターを付けたルームミラーと電装関係、天井部に設けた荷物用ネット
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