■主な用途
トライアル用バイクを積むためのトランポ(※)、そして家族でキャンプに行くときに使っています。
■レジアスエースへのこだわり
バイクを積んだ状態で6人以上乗ることがあるので、9人乗りDXを選びました。しかし、ベースが商用車だけにノーマルのシートがいまひとつ。そこで後部座席に座る家族の快適性アップのために、セカンド&サードシートを交換することにしました。セカンドシートはトヨタ・ノア用を、またサードシートはシエンタ用を流用。
シートを変更したおかげで車内は快適になり、ハイエースでの移動も楽しくなりました。セカンドシートは回転対座となるので、おしゃべりも弾みます。
趣味のバイクを載せるときは、サードシートが前方へスライドするので、バイク2台積載&セカンドシート乗車が可能です。
また、車中泊のことも考えて、荷室にはベッドを作り、子供2〜4人が寝ることができるようにしました。ベッドは垂直のコンパネにL字型鋼を取り付け、その上に板を置いて自作しました。
ワゴン風の仕上がりになった愛車(ナンバーは4ナンバーのままですが……)、改装はすべて自分で行いました。もちろん、これら変更箇所は構造変更申請を行い、すべて合法です。
■レジアスエースにまつわるエピソード
納車直後はシートの乗り心地の悪さからブーイングの嵐でしたが、乗用車用のシートに交換してからは家族からのクレームはなくなりました。シートはネットオークションで安く買えたので、スーパーGL仕様を買うよりも安く上がりました。
シートを自分で改造する際にクルマの法規をかなり調べましたが、そのおかげで改造関係の法規にはかなり詳しくなっちゃいました!
■クルマとしての魅力、性能について
レジアスエースを選んだ理由、それはバイクが積めて多人数乗れるクルマを探したら、これが価格的にいちばんリーズナブルだったからです。購入したのが2000ccのガソリン仕様なので、大柄なボディに対してパワーは十分とは言えないし、燃費もディーゼルなどに比べるといまひとつ伸びません。でも、このクルマがタフなことは世界中で認められています。今後長く乗れることを考えれば、コストパフォーマンスの高いクルマだといえるかもしれませんね。
※ トランスポーターの略。人や荷物などの運搬具を指すが、クルマの用語としては荷物の運搬に適した車両を指すことが多い