■主な用途
連泊の観光、釣り、温泉巡りなどに出かけていますが、日常の足、買い物にも使っています。
■ハイエースへのこだわり
自分の用途にあったクルマを選ぶ際に条件としたのは、走行時の乗車定員が6名、そして4人が快適に就寝できる1ボックスカーであることでした。資料と情報集めはオートキャンパー誌を活用、展示会にも通いました。その結果、私の希望をかなえてくれるビルダーであるカトーモーターさんに出会いました。打ち合わせの結果、ベース車はハイエースのワイドミドルルーフに決定。全長は4,840mmで、自宅の車庫にぴったりだし、ワイドボディなら1,730mm×1,100mmというサイズの横向きベッドも装備できます。
他の装備はサブバッテリー、発電機、インバーター(※1)、FFヒーター(※2)、電子レンジ、冷蔵庫、シンク、コンロ、給排水タンク(※3)、収納庫など。ルーフには排気フードのほか、ソーラーパネルも付けてあり,リヤラダーには地デジ用アンテナを付けました。装備品の重量増による車体のリヤ下がりスタイルを修正するため、リヤサスのリーフスプリングを交換。さらに峠道を走るときの安定性向上のため、スタビライザーを強化品に変えています。
そして家具についてですが、ここがいちばんのこだわりの部分。ムク材を使った作りでレイアウトも完全オーダー。世界に1台しかないクルマに仕上がっています。当然、満足度も非常に高く、納得できるクルマに仕上がったと自負しています。
■ハイエースにまつわるエピソード
大柄なボディゆえに細い道は得意ではありません。この間も、2度目になる四国八十八カ所に行ったときに狭い路地へ迷い込んでしまいました。これには難儀しましたが、なんとか切り抜けました。でも、慣れてしまえばそこそこ狭い道でも行けます。多少、幅に気を遣うことはありますが、大柄ゆえの装備充実度と使い勝手を考えれば苦ではありません。私のクルマ旅にはぴったりな大きさだと思っています。これから先、ハイエースか、私か、どちらが先に故障するかわかりませんが、お互いにいたわり合いながらたくさんの思い出作りをしていきたい思っています。
■クルマとしての魅力、性能について
40歳代までは普通の乗用車に乗っていました。家族と日帰りドライブが主で、そもそも運転することが私の楽しみでした。50歳代になると孫もでき、家族が増えてきたのでアウトドア遊びが増えました。そのころはクロカンタイプの4WD車に乗っていました。そして現在のハイエース。ボディの大きさ、装備や使い勝手、エンジンパワーなど、どれをとっても満足。快適な夫婦2人旅を楽しんでいます。
※1 直流電力を家庭で使用するような交流電力に変換する装置
※2 燃焼時の吸気と排気が車外で行われ、車内の空気をクリーンに保ちながら暖めてくれるヒーター
※3 車内キッチンの蛇口から出すキレイな水を溜めておくのが給水タンク、流れた排水を溜めておくのが排水タンク
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