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■主な用途

 ふだんは通勤に、休日はボディボードを楽しむために愛用しています。クルマの中での「波待ち」、早朝から行われる大会に参加する際の「車中泊」と、私のハイエースは大活躍しています。

■ハイエースへのこだわり

 8年ほど前からボディボードを始めました。地元の海は波がよくないので、片道2時間ほどかかる宮崎の木崎ヶ浜海岸まで出かけます。そのため、どうしても車中泊できるクルマが必要でした。以前は100系ハイエースに乗っていて、DIYでベッドを作っていたのですが、周囲のボーダーたちのクルマはプロが架装したクルマばかり……。
「やっぱり、プロに頼んだほうがカッコイイよな〜」と、うらやましく思っていました。仕事で静岡に出かけた際、トランポ(※1)製作で知られる浜松のオグショー本店に立ち寄って相談したところ、「熊本に住んでいるならならオグショー827がありますよ」と紹介を受け、地元に戻って即決しました。
 ふだんは通勤にも使うので、荷物はスッキリと収納しておきたい。そこで、両サイドのボックスの高さと幅を変えられる「827ベッドパッケージTYPE-Ⅱ」をチョイス。愛用のカラーボックスが入る高さに合わせたり、ボックス内に水タンク2つが納まるように幅広にしてもらったりと、細かい要望を取り入れてもらいました。
 床はABS樹脂加工なので、多少水分が残っていても気になりません。シートは汚れが目立たないようにグレーを選んでいたのですが、ちょっと遊び心が欲しくなって運転席と助手席をベージュに張り替えています。
 また、ベッド上の天井照明が1つしか付いてなかったので、リヤハッチ側に縦型蛍光灯ライトを追加。寝たままでも手元でスイッチのオン・オフができるので、かなり便利です。
 真夏の車中泊に欠かせないのがリヤゲートの防虫ネットですが、防犯面を考えてボーンバーロック(※2)を常備しているので、安心して熟睡できます。

■ハイエースにまつわるエピソード

 地元ではハイエースのベッド仕様車を見かけることがなかったので、知らない人たちから「中を見せてほしい」と言われたり、海でも声をかけられるようになりしました。そうして海で知り合った人たちとは、一緒に波乗りに出かけたり、バーベキューを楽しんだりする仲になりました。
 エクステリアにちょっとアクセントが欲しかったので100円ショップで買ったピンクのカラーテープでラインを入れたり、自分で「195design」というロゴを作り、オリジナルステッカーを作ったりと、個性あるクルマを演出しています。

■クルマとしての魅力、性能について

 ハイエースは運転しやすくて小回りが利くので、日常の足としてもバッチリ。なにより荷物がたくさん積めるし、手足を伸ばしてゆっくり寝ることもできます。友人を誘って波乗りに行く際、男同士2人で寝ても(笑)十分な広さがあります。いろいろなパーツが市販されているので、今後はヨーロピアンテイストに変えていこうと検討中です。

※1 トランスポーターの略。人や荷物などの運搬具を指すが、クルマの用語としては荷物の運搬に適した車両を指すことが多い
※2 リヤゲートを少し開けたままロックできるパーツ。セキュリティを確保しつつ効率よく車内の換気を行える。商品名の由来は形状が骨(ボーン)に似ていることから


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