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04キャンパー
キャンプ場でスクリーンテントと連結しているハイエース

リヤハッチからみた車内。荷室が大きい

妻手作りのシートカバーで覆われたセカンドシート


シートをフラットにした状態でテーブルを使いお座敷仕様にできる
リヤ2段ベッドでは子供たち3人が寝られる


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■主な用途

 ウイークデーは仕事に、休日はプライベートにと、ほぼ365日このハイエースを使っています。

■ハイエースへのこだわり

 ハイエースは積載能力が高いので、仕事で多くの荷物を現場に持っていかなくてはいけないとき、これまではクルマ2台で行かなくてはいけないような場合でも、ハイエースなら1台ですべて積んでいけるので助かっています。
 ただ、後部に荷物をいっぱい積むとリヤヒーターの温風吹き出し口がふさがれてしまいます。吹き出し口が後部座席からちょっと離れているのも気になったので、コンパネ(建築用の厚めの合板)でダクトを作り後部座席の足もとに温風が吹き出すようにしました。
 また、写真にはありませんが、天井の内装をいったん剥がしてルーフ裏側に新たに断熱材を取り付けています。断熱材のおかげで、夏場は日射や外気温により車内温度上昇が抑えられ、冬はその逆で車内の熱を逃がしません。事実、冬場はルーフに積もった雪の溶け具合が遅くなりました。
 ボディ下にはグランドエフェクター(※1)を装着しました。その効果たるや抜群で、高速での安定感が増し、安心して走行できる優れものです。

■ハイエースにまつわるエピソード

 四国の松山まで仕事で行く機会があったのですが、プライベートを楽しむ時間もありそうだったので、思い切ってハイエースに趣味のバイクを積んで出かけました。片道1100kmを1日半かけて走り、福島県・郡山から四国に到達。現地では仕事の加盟団体の総会に出席したのですが、参加メンバーみんなから「ほんとうにバイクを積んでクルマで来たの?」と、驚かれました。
 翌日はバイクを降ろし佐田岬までツーリング!3日目はバイクをクルマに積み込んで仕事関係の工場視察などをしたあと、帰路に着きました。往復の走行距離は2200km、しかし疲労感はありませんでした。

■クルマとしての魅力、性能について

 以前はセダンに乗っていました。仕事先で突然荷物を預けられたりすることがあるのですが、これまでは一度戻ってからトラックで出直していましたが、ハイエースにしてからは、そんなときでもその場で積んで帰れるので、楽になりました。
 乗り心地はやはり商用車、路面のギャップなどで大きく跳ねます。段差が大きいときは、気をつけないと後部の荷物が散乱することになります。いっそのこと電子制御サスペンション(※2)でもオプションで選べるといいですね。

※1 ボディ下を通過する空気の通り道の断面積を広げることにより負圧を発生させ、その負圧によってボディを路面に引きつけ、タイヤのグリップも増し挙動を安定させる
※2 センサーによって検知された路面の変化や走行状態に合わせてコンピューター制御で自動的にダンパーの減衰力等を調整し、乗り心地や操縦安定性を高める


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